non-diatonic chord
準固有和音
Cm Dm(-5) E♭ Fm Gm A♭ B♭
特に以下の3つを多用する
bIII, bVI, bVII
コード進行
基本は、準固有和音を使用したら、次はⅠのトニックかⅤのドミナントに進行するのが好ましいです。「ⅠーⅣ(準固有和音)ーⅡ(準固有和音)ーⅤ」なら構いません。準固有和音を使用した時は、ⅠやⅤになるまで使い続けるのが基本と覚えておきましょう。
テンション
使用例
ビートルズ・サウンズを特徴付ける bIII, bVI, bVIIのコードは同主調からの借用と捉えることができます。これを準固有和音と言います。また、これら3つのコードは同主調の平行調(C dur)のI, IV, Vからの借用として捉えることもできます。
bIIIを主和音とする調には,bIII, bVI, bVIIがbiii度調からみたI,IV,Vとしてすべて含まれています。したがって、bIII, bVI, bVIIは同主調からの借用というよりは、同主調の平行調からの借用と考えるほうが自然なのかもしれません。一方IVmは明らかに同主調からの借用です。